ここでは次の定理の証明を目標とします。
$X$ をコンパクトな連結 $n$ 次元位相多様体、$A, B$ を境界 $\partial X$ のコンパクトな $n - 1$ 次元部分多様体であって $\partial A = \partial B = A\cap B$ を満たすもの、$\mathcal{M}$ を $X$ 上の $R$ 加群の局所系とする。このとき、$X$ の基本類 $\mu_{X, \partial X}\in H_{n}(X, \partial X; \mathcal{O}_{X})$ とのキャップ積による準同型\[\PD := \smallfrown \mu_{X, \partial X} : H^{q}(X, A; \mathcal{M})\to H_{n - q}(X, B; \mathcal{M}\otimes \mathcal{O}_{X})\]は同型である。
よく使用される形でも書いておきます。こちらはPoincaréの双対定理と呼ばれます。
$X$ を向き付けられた連結 $n$ 次元閉位相多様体とする。このとき、$X$ の基本類 $\mu_{X}\in H_{n}(X; \Z)$ とのキャップ積による準同型\[\PD := \smallfrown \mu_{X} : H^{q}(X; \Z)\to H_{n - q}(X; \Z)\]は同型である。
$X$ を連結 $n$ 次元閉位相多様体とする。このとき、$X$ の基本類 $\mu_{X}\in H_{n}(X; \Z_{2})$ とのキャップ積による準同型\[\PD := \smallfrown \mu_{X} : H^{q}(X; \Z_{2})\to H_{n - q}(X; \Z_{2})\]は同型である。
ここでは証明しませんが、[服部 位相幾何学]では定理7.45として次の形の双対定理が解説されています。
$X$ を境界を持たない連結 $n$ 次元位相多様体とする。このとき、同型\[H^{q}(X; \mathcal{M})\to H_{n - q}^{\lf}(X; \mathcal{M}\otimes \mathcal{O}_{X})\]\[H^{q}_{\cpt}(X; \mathcal{M})\to H_{n - q}(X; \mathcal{M}\otimes \mathcal{O}_{X})\]が成立する。
Poincaré-Lefschetzの双対定理 $($定理4.3.1$)$ を証明します。議論の本質的な部分については[G. E. Bredon, Topology and Geometry] chapter Ⅵおよび[S. Friedl, et al., A survey of the foundations of four-manifold theory in the topological category] appendix Aの解説を大きく参考にしています。
いくつか準備をします。$X$ を境界を持たない $n$ 次元位相多様体とします。閉集合 $B\subset A\subset X$ に対して開集合 $V\subset U\subset X$ であって $A\subset U$, $B\subset V$ を満たすもの全体を $\mathcal{U}_{(A, B)}$ で表し、包含関係とは逆の順序を与えて有向集合とみなします。各 $(U_{2}, V_{2})\subset (U_{1}, V_{1})\in \mathcal{U}_{(A, B)}$ に対して包含写像による誘導準同型\[H^{\bullet}(U_{1}, V_{1}; \mathcal{M})\to H^{\bullet}(U_{2}, V_{2}; \mathcal{M})\]を取ることで帰納系を定め、次数付き $R$ 加群 $H_{X}^{\bullet}(A, B; \mathcal{M})$ をその帰納極限\[H_{X}^{\bullet}(A, B; \mathcal{M}) := \varinjlim_{(U, V)\in \mathcal{U}_{(A, B)}}H^{\bullet}(U, V; \mathcal{M})\]として定義します。コチェインレベルで帰納極限を取った後にcohomology関手を適用したと考えても同じです。この $H_{X}^{\bullet}$ についても空間対のcohomology完全系列やMayer-Vietoris完全系列が成立します。
$X$ を境界を持たない $n$ 次元位相多様体、$(A, B)$ を $X$ の閉集合による空間対とする。このとき、自然な完全系列\[\dots\to H_{X}^{q}(A, B; \mathcal{M})\to H_{X}^{q}(A; \mathcal{M}) \to H_{X}^{q}(B; \mathcal{M})\to H_{X}^{q + 1}(A, B; \mathcal{M})\to \dots\]が成立する。
開集合による空間対 $(U, V)$ であって $(A, B)\subset (U, V)$ を満たすものについて空間対の完全系列\[\dots\to H^{q}(U, V; \mathcal{M})\to H^{q}(U; \mathcal{M}) \to H^{q}(V; \mathcal{M})\to H^{q + 1}(U, V; \mathcal{M})\to \dots\]が成立します。この帰納極限を取ればよいです。帰納極限が完全性を保つこと $($系1.4.17$)$ に注意。
$X$ を境界を持たない $n$ 次元位相多様体、$(A_{1}, B_{1}), (A_{2}, B_{2})$ を $X$ の閉集合による空間対とする。自然な完全系列\[\dots\to H_{X}^{q}(A_{1}\cup A_{2}, B_{1}\cup B_{2})\to\begin{array}{c}H_{X}^{q}(A_{1}, B_{1}) \\ \oplus \\ H_{X}^{q}(A_{2}, B_{2})\end{array}\to H_{X}^{q}(A_{1}\cap A_{2}, B_{1}\cap B_{2})\to H_{X}^{q + 1}(A_{1}\cup A_{2}, B_{1}\cup B_{2})\to \dots\]が成立する。ただし、係数は $R$ 加群の局所系 $\mathcal{M}$ である。
開集合による空間対 $(U_{1}, V_{1}), (U_{2}, V_{2})$ であって $(A_{1}, B_{1})\subset (U_{1}, V_{1})$, $(A_{2}, B_{2})\subset (U_{2}, V_{2})$ を満たすものについて相対Mayer-Vietoris完全系列\[\dots\to H^{q}(U_{1}\cup U_{2}, V_{1}\cup V_{2})\to\begin{array}{c}H^{q}(U_{1}, V_{1}) \\ \oplus \\ H^{q}(U_{2}, V_{2})\end{array}\to H^{q}(U_{1}\cap U_{2}, V_{1}\cap V_{2})\to H^{q + 1}(U_{1}\cup U_{2}, V_{1}\cup V_{2})\to \dots\]が成立します $($命題4.2.21$)$。この帰納極限を取ればよいです。
続いて、コンパクト部分集合 $L\subset K\subset X$ に対して準同型\[\vartheta_{(K, L)} : H_{X}^{q}(K, L; \mathcal{M})\to H_{n - q}(X\setminus L, X\setminus K; \mathcal{M}\otimes \mathcal{O}_{X})\]をうまく構成します。
任意の $(K, L)\subset (U, V)$ に対してチェインレベルでのキャップ積\[\smallfrown : S^{q}(U, V; \mathcal{M})\otimes \dfrac{S_{n}(U\setminus L; \mathcal{O}_{X}) + S_{n}(V; \mathcal{O}_{X})}{S_{n}(U\setminus K; \mathcal{O}_{X})}\to S_{n - q}(U\setminus L, U\setminus K; \mathcal{M}\otimes \mathcal{O}_{X})\]からchain homotopy同値 $S_{\bullet}(U\setminus L) + S_{\bullet}(V)\simeq S_{\bullet}(U)$ に注意してキャップ積\[\smallfrown : H^{q}(U, V; \mathcal{M})\otimes H_{n}(U, U\setminus K; \mathcal{O}_{X})\to H_{n - q}(U\setminus L, U\setminus K; \mathcal{M}\otimes \mathcal{O}_{X})\]が得られます。そして、切除同型より\[\smallfrown : H^{q}(U, V; \mathcal{M})\otimes H_{n}(X, X\setminus K; \mathcal{O}_{X})\to H_{n - q}(X\setminus L, X\setminus K; \mathcal{M}\otimes \mathcal{O}_{X})\]が、帰納極限より\[\smallfrown : H_{X}^{q}(K, L; \mathcal{M})\otimes H_{n}(X, X\setminus K; \mathcal{O}_{X})\to H_{n - q}(X\setminus L, X\setminus K; \mathcal{M}\otimes \mathcal{O}_{X})\]が得られますテンソル積と帰納極限が可換なこと $($命題1.4.9$)$ に注意。。ここで、$X$ の基本類 $\mu_{X}\in \underset{K}{\varprojlim}H_{n}(X, X\setminus K; \mathcal{O}_{X})$ から $H_{n}(X, X\setminus K; \mathcal{O}_{X})$ への射影をそのまま $\mu_{X}$ で表すとして準同型\[\vartheta_{(K, L)} := \smallfrown \mu_{X} : H_{X}^{q}(K, L; \mathcal{M})\to H_{n - q}(X\setminus L, X\setminus K; \mathcal{M}\otimes \mathcal{O}_{X})\]が定まります。コンパクト部分集合の対 $(K_{2}, L_{2})\subset (K_{1}, L_{1})$ に対し、次の図式の可換性がチェインレベルで構成を追うことにより容易に確かめられます。
示したいことは次の同型です。
上記で構成した準同型\[\vartheta_{(K, L)} : H_{X}^{q}(K, L; \mathcal{M})\to H_{n - q}(X\setminus L, X\setminus K; \mathcal{M}\otimes \mathcal{O}_{X})\]は同型である。
以下、係数を明示していない場合、$H^{\bullet}, H_{X}^{\bullet}$ については $\mathcal{M}$ であり、$H_{\bullet}$ については $\mathcal{M}\otimes \mathcal{O}_{X}$ です。次の場合に分けて証明します。
(step 1) bootstrap補題 $($補足4.2.40$)$ の条件(i)から(iii)を示せばよいです。
(i) $K\in \mathcal{K}_{X}$ であってある局所座標 $\varphi : U\to V$ によって有界凸閉集合に移るものを取ります。必要であれば $U$ を小さく取り直すことで $\mathcal{M}|_{U}, \mathcal{O}_{X}|_{U}$ は単純とし、これを自明な局所系 $\underline{M}_{U}, \underline{\Z}_{U}$ と同一視します。$U$ の各特異 $0$ 単体にあらかじめ固定した $a\in M$ を対応させるコチェインの代表するcohomology類 $a_{U}\in H^{0}(U; M)$ と基本類 $\mu_{X}\in H_{n}(U, U\setminus K; \Z)$ とのキャップ積について $a_{U}\smallfrown \mu_{X} = a\otimes \mu_{X}$ が成立し、これにより同型\[H^{0}(U; M)\cong H_{n}(U, U\setminus K; M\otimes \Z)\]が成立します。このことに注意すれば容易に確かめられます。
(ii) $K, L\in \mathcal{K}_{X}$ に対して $\vartheta_{K}, \vartheta_{L}, \vartheta_{K\cap L}$ の同型が分かっているとき、次のMayer-Vietoris完全系列 $($補題4.3.6と系4.2.22$)$ による符号の違いを除いた可換図式と5項補題より $\vartheta_{K\cup L}$ の同型が従います。
連結準同型部分
の符号の違いを除いた可換性は確認しておきます。$H_{X}^{\bullet}$ について帰納極限を取る前の状況を考えます。$K, L$ の開近傍 $U, V$ とcohomology類 $[w]\in H^{q}(U\cap V)$ を取ります。$w$ を $U, X$ のコチェインに自明に $($像が $U\cap V$ におさまらない特異単体に対して $0$ を返すように$)$ 拡張したものを $w_{U}, w_{X}$ により表し、$\delta w_{U}$ を $U\cup V$ のコチェインに自明に拡張したものを $(\delta w_{U})_{U\cup V}$ により表すとします。Mayer-Vietoris完全系列の構成および次の図式から $\Delta^{*}([w]) = [(\delta w_{U})_{U\cup V}]$ です。
基本類 $\mu_{X}\in H_{n}(X, X\setminus (K\cup L))$ を代表するチェインを\[a = b + c + d + e\in S_{n}(U\cap V) + S_{n}(U\setminus L) + S_{n}(V\setminus K) + S_{n}(X\setminus (K\cup L))\]であって $\partial a\in S_{n - 1}(X\setminus (K\cup L))$ を満たすものに取ります。$S_{n - q - 1}(X, X\setminus K)$ のチェインとして\begin{eqnarray*}\partial(w_{U}\smallfrown (b + c)) & = & \partial(w_{X}\smallfrown a) \\& = & (-1)^{q}\delta w_{X}\smallfrown a + w_{X}\smallfrown \partial a \\& = & (-1)^{q}\delta w_{X}\smallfrown (b + c + d + e) \\& = & (-1)^{q}\delta w_{U}\smallfrown (b + c)\end{eqnarray*}です。Mayer-Vietoris完全系列の構成および次の図式から $\Delta{*}([w]\smallfrown [b]) = (-1)^{q}\Delta^{*}([w])\smallfrown [b + c + d]$ が従います。
(iii) $\mathcal{K}_{X}$ の広義単調減少列 $\{K_{m}\}_{m\in\N}$ であって常に $\vartheta_{K_{m}}$ が同型であるものが与えられているとします。$K := \bigcap_{m\in\N}K_{m}$ とおきます。各 $K_{m}$ に対し、$K_{m}$ の開近傍の単調減少列 $\{U_{m, k}\}_{k\in \N}$ であって $K_{m}$ の開近傍全体のなす有向集合 $\mathcal{U}_{K_{m}}$ において共終なもの取ります。必要であれば各 $m, k\in \N$ に対して $U_{m, k}$ を $\bigcap_{i\leq m}U_{i, k}$ で置き換えることにより、任意の $m\leq m'$ と $k\leq k'$ に対して $U_{m', k'}\subset U_{m, k}$ が成立するとしてよいです。このとき、族 $\{U_{m, k}\}_{m, k\in\N}$ は $\mathcal{U}_{K}$ の中で共終です$U$ を $K$ の開近傍とします。ある $K_{m}$ は $U$ に含まれます。というのは、もしそうでないとすると $K\setminus U = \lim_{m\to +\infty}K_{m}\setminus U\neq \varnothing$ となり $K\subset U$ に矛盾するためです。そして、$\{U_{m, k}\}_{k\in\N}$ が $\mathcal{U}_{K_{m}}$ において共終であることより、ある $k\in \N$ が存在して $K\subset K_{m}\subset U_{m, k}\subset U$ が成立します。。よって、自然な同型\[\varinjlim_{m}H_{X}^{\bullet}(K_{m})\cong \varinjlim_{m}\varinjlim_{k}H^{\bullet}(U_{m, k})\cong \varinjlim_{m, k}H^{\bullet}(U_{m, k})\cong H_{X}^{\bullet}(K)\]が成立します真ん中の同型については予備知識 命題1.3.36を参照。また、同型 $\underset{m}{\varinjlim}S_{\bullet}(X, X\setminus K_{m})\cong S_{\bullet}(X, X\setminus K)$ から同型 $\underset{m}{\varinjlim}H_{\bullet}(X, X\setminus K_{m})\cong H_{\bullet}(X, X\setminus K)$ が従います。
あとは次の可換図式の帰納極限を取れば $\vartheta_{K}$ の同型が従います。
(step 2) コンパクト部分空間の対 $(K, L)$ について、(step 1)より $\vartheta_{K}, \vartheta_{L}$ は同型なので、次の符号の違いを除いた可換図式と5項補題より $\vartheta_{(K, L)}$ の同型が従います。
連結準同型部分
の符号の違いを除いた可換性は確認しておきます。$H_{X}^{\bullet}$ について帰納極限を取る前の状況を考えます。$L$ の開近傍 $V$ とcohomology類 $[v]\in H^{q}(V)$ を取ります。また、$K$ の開近傍 $U$ であって $V$ を含むものを取ります。$v$ を $U, X$ のコチェインに自明に拡張したものを $v_{U}, v_{X}$ により表すとします。$\delta^{*}([v]) = [\delta v_{U}]\in H^{q + 1}(U, V)$ です。明かな準同型\[\dfrac{S_{n}(V) + S_{n}(U\setminus L)}{S_{n}(U\setminus K)}\cong \dfrac{S_{n}(V) + S_{n}(U\setminus L) + S_{n}(X\setminus K)}{S_{n}(X\setminus K)}\to \dfrac{S_{n}(V) + S_{n}(X\setminus L)}{S_{n}(X\setminus L)}\cong \dfrac{S_{n}(\varnothing) + S_{n}(V\setminus \varnothing)}{S_{n}(V\setminus L)}\]に注意すれば $\vartheta_{L}, \vartheta_{(K, L)}$ の構成で用いる基本類 $\mu_{X}$ の代表元はある共通のチェイン $a = b + c + d\in S_{n}(V) + S_{n}(U\setminus L) + S_{n}(X\setminus K)$ であって $\partial a\in S_{n}(X\setminus K)$ を満たすものに取れます。$S_{n - q - 1}(X\setminus L, X\setminus K)$ におけるチェインとして\begin{eqnarray*}\partial(v\smallfrown b) & = & \partial(v_{X}\smallfrown a) \\& = & (-1)^{q}\delta v_{X}\smallfrown a + v_{X}\smallfrown \partial a \\& = & (-1)^{q}\delta v_{X}\smallfrown (b + c + d) \\& = & (-1)^{q}\delta v_{U}\smallfrown (b + c) \\\end{eqnarray*}が成立し$3$ つ目と $4$ つ目の等号は $\partial a$ および $d$ が $X\setminus K$ のチェインであることから。、$H_{n - q - 1}(X\setminus L, X\setminus K)$ の元として $\partial_{*}([v]\smallfrown [b]) = (-1)^{q}\delta^{*}([v])\smallfrown [b + c]$ です。よって、符号の違いを除いた可換性が確かめられました。
では、Poincaré-Lefschetzの双対定理 $($定理4.3.1$)$ を証明します。
$X$ の境界のカラー近傍 $\partial X\times [0, 3]$ を取り、$K = X\setminus (\partial X\times [0, 1))$, $L = A\times [1, 2]$ として補題4.3.7の同型\[\vartheta_{(K, L)} : H_{\Int X}^{q}(K, L; \mathcal{M})\to H_{n - q}(\Int X\setminus L, \Int X\setminus K; \mathcal{M}\otimes \mathcal{O}_{X})\]を考えます。$B$ の境界のカラー近傍 $\partial B\times [0, 1]$ を取り、$(K, L)$ の開近傍 $(U_{m}, V_{m})$ を各正整数 $m\in \Np$ に対して\[U_{m} := X\setminus (\partial X\times [0, 1 - \tfrac{1}{m}]),\]\[V_{m} := (A\cup (\partial B\times [0, \tfrac{1}{m})))\times (1 - \tfrac{1}{m}, 2 + \tfrac{1}{m})\]として定めれば、同型\[H_{\Int X}^{q}(K, L; \mathcal{M})\cong \varinjlim_{m}H^{q}(U_{m}, V_{m}; \mathcal{M})\cong H^{q}(X, A; \mathcal{M})\]が分かります。
また、同型\begin{eqnarray*}H_{n - q}(\Int X\setminus L, \Int X\setminus K; \mathcal{M}\otimes \mathcal{O}_{X}) & \cong & H_{n - q}(X\setminus (A\times [1, 2]), \partial X\times [0, 1); \mathcal{M}\otimes \mathcal{O}_{X}) \\& \cong & H_{n - q}(X\setminus (A\times [0, 2]), \Int B \times [0, 1); \mathcal{M}\otimes \mathcal{O}_{X}) \\& \cong & H_{n - q}(X, B; \mathcal{M}\otimes \mathcal{O}_{X})\end{eqnarray*}が成立するので、これらの合成より目的の同型\[\PD : H^{q}(X, A; \mathcal{M})\cong H_{n - q}(X, B; \mathcal{M}\otimes \mathcal{O}_{X})\]が従います。
(内容未定。そのうち書きます。)
以上です。
特になし。
参考文献
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